Fujiidera Sightseeing Club
藤井寺市観光ボランティアの会・・・美陵ガイドクラブ・・・


白鳥伝説探訪 コース


(近鉄古市駅)

白鳥神社

西 琳 寺

高屋城址
(安閑天皇陵古墳)

日本武尊白鳥陵古墳


峰ヶ塚古墳

仁賢天皇陵古墳

古市大溝

翠 鳥 園


(近鉄古市駅)


行程 約5.5㌔


白鳥神社 白鳥神社.JPG 元は軽里の西方、伊岐谷に創建された伊岐宮(白鳥陵の上にあった。)が江戸時代に現在地に移され、日本武尊と素戔鳴命を祭神とする古市の氏神となりました。この場所は6世紀に築造された欽明天皇のモガリ陵の後円部であるといわれています。
 
西琳寺 西淋寺 (2).JPG 7世紀前半、百済から渡来した学者「王仁」の子孫「西文氏」一族の氏寺として創建。当時の境内は150m四方と推定される壮大な寺院で装飾豊かな鴟尾が屋根に葺かれていました。五輪塔は鎌倉時代の叡尊作で、奥の院のあった高屋城址から発見されました。また、境内には巨大な塔心礎が残されています。
 高屋城址
安閑天皇陵古墳
墓山古墳.JPG 応永年間、管領兼河内守護の畠山基国は、この地に高屋城を築城し、丘陵の最高所にある安閑天皇陵古墳を本丸に利用しました。古墳の回りの水堀を本丸の堀として利用し、二の丸から三の丸、四の丸まであった高屋城は壮大な規模を誇りました。しかし、近年、周辺の住宅化が進み、城の遺構は古墳以外には何も残っていません
日本武尊
白鳥陵古墳
12代景行天皇皇子 日本武尊の陵墓とされています。日本武尊は、熊襲や蝦夷を征伐し大和への帰途、伊勢の能褒野で病死しました。白鳥となって琴弾原に留まり、更に河内の古市邑に留まったので、それぞれの地に墓を造り、これらを白鳥墓と呼ぶようになりました。5世紀後半頃の築造と考えられています。
峰ヶ塚古墳 桜 峰塚古墳.JPG 5世紀末~6世紀初頭に築造されたと考えられる前方後円墳で長さは96mで、2重の濠をもっています。出土した遺物は大刀などの武器、銀製の副葬品など3000点を超え、中でも「銀製三叉垂飾り」は他に出土例にないものです。周辺を整備した公園は、眺望も良く、人々の憩いの場になっています。
仁賢天皇陵古墳 桜 仁賢古墳.JPG 6世紀前葉の築造で、墳丘長は122mあります。前方部が後円部より大きく、古市古墳群のなかでは新しい時期に築造された典型的な前方後円墳であるとされています。天皇の名が億計尊(おけのみこと)であったことから、なまって通称「ボケ山古墳」とも呼ばれています。
古市大溝 古市古墳群を縦断する巨大な水路跡で、全長約12kmと推定されています。いつ頃築かれたか不明ですが、5世紀頃、石川から水を引いて古代河内湖と結んだ「運河」説と7世紀頃、地域を開拓するために築かれた「灌漑用水路」説があります。
翠鳥園 およそ2万年前の石器や、それを作るときにできる石の破片が約2万点も見つかりました。二上山の周辺で採れるサヌカイトという硬い石から作った先の鋭いナイフ形石器と呼ばれている道具を大量に作った工房跡ではないかと言われています。旧石器時代の遺跡としては国内最大級です。
白鳥伝説探訪 コース」でした。
気をつけてお帰りください。
 藤井寺市観光ボランティアの会〒583-8583 大阪府藤井寺市岡1丁目1番1号
電話
:072-939-1086  Fax:072-936-9777
  Copyright(C) fujiidera City Tourist Association All rights reserve